pythonの環境を整えてjupyter notebookを動かすまで
自分は機械学習に入門したばかりの初心者なんですが、pythonの環境を整えるのにちょっと苦労したので書こうと思います。
pyenvのインストール
pyenvはpythonのバージョン切り替えが簡単に行えるようになるツールです。
$ brew update | brew install pyenv
入れたら例によってbash_profileを編集します。
一応簡単に説明すると、シェルがコマンドを探す領域にpyenvのディレクトリを追加するということをやっています。
パスとか環境変数がわかんないという人はこちらの記事が参考になると思います。
これでpyenvを使用できるようになりましたが、まだpython自体のインストールは行なっていません。 pythonのバージョンを指定してインストールを実行します。
$ pyenv install version 3.6.0
インストール可能なバージョンの一覧は下記で確認できます。
$ pyenv install --list
インストールができたら、pythonのバージョンを切り替えます。
$ pyenv global 3.6.0
現在のディレクトリだけ使用するpythonのバージョンを変えたい場合はlocalを指定します。
$ pyenv local 3.6.0
これでインストールしたバージョンのpythonが使えるようになります。
$ python --version
jupyter notebookをインストールする
pipを利用してインストールできます。 pipがpyenvでpythonをインストールするとついてきます。
$ pip install jupyter
jupyter notebookを動かす
コマンドを実行すると、ブラウザが立ち上がりjupyter notebookのページが表示されます。 コマンドを実行したディレクトリがルートディレクトリになります。
$ jupyter notebook
まとめ
pyenvをローカルにインストールする方法について紹介しました。 rubyやnodeなんかにも似たようなバージョン管理のツールがあるので、それらを使ったことがある人ならすんなりインストールできると思います。
virtualenvといったのpythonのライブラリのバージョンを環境ごとに管理するツールもあるのですが、こちらはpythonでプロダクト開発するとき向けでただ機械学習をやるだけなら必要では良さそう。
最近だったらDockerという選択肢もあるので、そちらについてもいずれ試してみたいです。